畳の知識

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畳の知識記事一覧

畳表の材料は、昔ながらのイ草に加え、最近では和紙や樹脂繊維などの機能性畳表が作られています。それぞれ、優れた性質があります。◆イ草独特の芳香があり、癒しのアロマ効果もあります。天然繊維ならではのさらっとした肌触りの良さが魅力です。吸放湿性に優れ、調質作用もあるので湿気の多い日本には適した素材です。一方、日焼けして色の変化が起きたり、ささくれが起きるなど、経年変化での劣化があります。◆和紙天然の木質...

◆「祝儀敷き」と「不祝儀敷き」畳の敷き方には、祝儀敷き、不祝儀敷きという敷き方があります。普段は「祝儀敷き」の形で、4枚の畳の角部分が1つの場所に集まらないような敷き方をします。昔は、家で葬儀などがあり、その場合は「不祝儀敷き」の形に並べ替えていました。不祝儀敷きは、4枚の畳の角を1か所に集めて十字になるような形に、同じ方向に畳を並べる敷き方です。お寺でも、この敷き方が採用されています。現在では、...

アパートを退去する場合などは、基本的に住み始めた時の状態に戻す必要があります。畳も同様に、基本的に入居した時の状態で明け渡す必要が出てきます。ですので、家具の置き跡や、焦げ跡、引っかき傷など、住人の過失で畳を痛めてしまった場合、畳の表替え費用を請求されることがあります。畳の表替えに関しては、管理会社が依頼している畳店で行われるので、その単価で計算されますが、自分で直接、畳店に依頼するよりも高い費用...

『畳の表替えに使う道具』畳表の張り替えに使われる必需品小包丁…畳表の不必要な部分を切り落としたり、糸を切ったりと主な切断の際に使う最も使用頻度の高い包丁のことです。名前の通り、料理に使う包丁と同じ形をしています。敷き針・敷き込み鈎…畳を持ち上げる際に、引っかけて使う針のことでフックのような形やアイスピックのような形をしています。待ち針…裁縫に使うような細いものではなく、釘に近い感じでしょうか。畳表...

藁を全く用いない芯材畳の芯材は大きく分けて3種類あります。1つは建材畳床、別名、脱藁床材とも呼ばれています。化学製品で作った畳床のことで、藁材は一切利用しているボード畳です。現在の畳業界では、主流となっている畳床ですね。自然素材を使っていないため、虫が付きにくい・安価というメリットがあります。スタイロフォームを使用2つめは藁サンド床といわれるスタイロフォームを芯とした床材。スタイロフォームは壁の中...

日本人に非常になじみの深い畳。畳という名前は「たたむ」ということを意味しています。古くは、・『古事記』(712年)・『日本書紀』(720年)奈良時代の『万葉集』にも「畳」という言葉が出てきます。syousouin2.jpg 奈良の正倉院には、聖武天皇の寝台として使われていた「御床」が残っています。これは、長さ:2370mm 幅:1190mm 高さ385mmの檜製の枠組みに桟を渡し、薄畳を2枚並べて...

手縫いと機械製法畳は手縫いで作る場合と機械を用いて作る場合が有りますが、手縫いで作る場合の方が当たり前ながら、作業時間を多く必要とします。機械で作る場合は、畳床・畳表(ござ)・縁が必要ですが、手縫いで作る場合にはそれに加えてさらに藁や板が必要となります。昔ながらの作り方昔ながらの作り方の材料には畳床・稲藁畳床を使います。藁床を、裏シート→下配→大手配→上配の順に作成します。職人による手縫いでは、畳...

畳は使い方とお手入れの仕方次第で何十年と長持ちさせることができる優秀な床材です。ここでは、畳を長く綺麗に使う方法をご紹介します。陽にあて、風にあてる畳は元々日本の気候にあった建材とされていますが、湿気は得意ではなく放っておくとカビを生やしてしまうことも多々あります。そんなふうにせず、畳を長く使うためには定期的に日干ししてあげる必要が有ります。素人には、1枚1枚畳をはがして天日干しするのは無理が有り...

畳には決まった敷き込み方や、やってはいけない敷き込み方が存在しています。部屋の大きさに合わせて、適当に敷き込めば良いわけではないのです。縁起の良し悪し等ともいわれますが、どれも使い手のことを気にかけて決まった敷き込み方ですので、これからも大事に受け継いでいきたいものです。床の間前の畳の敷き込み方床の間のある部屋、現代の各住居にも見られるいわゆる和室ですね。床の間の前にくる畳は、床の間と畳が直角にな...